桃夭学園どきどき日誌
第4話
あなたは思い切って男子生徒二人に話しかけることにした。
男子生徒は宇佐見鷹斗、久世薫と名乗った。 あなたは事情を話して、二人に助力をお願いすることにした。
・ 「なるほど、七条先輩には確かにそういうところがあるかも……」 そう言いながら、久世くんは苦笑いを見せた。「櫻子姉は、二言目には『わたしなんて』だからなー」 まさにその通りの発言だったことをあなたは思い出していた。
あんなに美人でスタイルも良く、三月三日委員会右大臣という重職に 「しかし、これはいい機会かもしれねえな?」 「何が?」
「あの、謙虚ってえか下手したら卑屈にも取られかねねえ姿勢が、 「そんなものかなあ……?」 「べけーろい、モデルなんてそうそう頼まれる機会なんかねーだろうよ、なあ?」
こくこく、とあなたは頷く。
「ほれみろ、ようし任せな、俺が口八丁手八丁で一枚剥ぎ二枚剥ぎ、
……あなたがツッコみかねたその瞬間、久世薫が笑顔でげんこつを
・ 「ねえ、どうしたのたかぼー? こんなとこに呼び出したりして」 「櫻子姉……実は、お願いがあるんだけど」 宇佐見くんは眼鏡を外して、上目遣いにきゅるんとしなを作ってみせた。 「あれが鷹斗の奥義です。その女の子みたいな容姿を利用し、キューティなポーズで普段とギャップの激しい媚びを売る……可愛いものには滅法弱い七条先輩なら、ひとたまりもありません」 「かっ、かわいいーん! なになになんでも言ってー!」 「ぽっくん、櫻子姉がモデルの絵を見たいなー」 「もちろんそんなのお安いご……はっ!! まさかこれは罠!?」 「まずい、隠れて!?」 久世くんがとっさに促すが、既にあなたは振り向く七条さんとばっちり目が合ってしまっていた。
しくじった。 「ひ、引っかかるものですか────っっっ!!」 ……と、七条さんは逃げてしまった。
・ 「……レアなポケ○ン逃した気分でい」 「ごめん、あと一歩だったのにね」
しかし、これは身を乗り出していた自分のせいである。 「過ぎたこたァしょうがねえやな。かーさん、こうなりゃ正攻法しかねえかもな?」 「そうだな。じゃあ、今度は俺が七条先輩を説得しに行くよ。ちょっと待っててくれるかな?」 言うなり、久世くんは走り出していた。
さて。 1.久世くんを追いかける 2.宇佐見くんとここで待つ |