桃夭学園どきどき日誌
第1話
放課後だった。 『あなた』は曲輪桃のそばで腰を下ろし、我知らずため息をついていた。 そう、あなたは悩んでいた。
美術部のあなたは、絵を描くことを将来の生業とするため、進路には美大を
だが、両親に反対されている。 あまりに一方的な物言いに、生まれて初めて両親に口答えしたくらいだ。
確かに才能が無ければ厳しいだろうとは思う。 誰かに悩みを相談できればいいのだけど……。
答えが欲しいとは言わない、誰かにこの悩みを聞いてもらうだけでも、 真摯に耳を傾けてくれる人がどこかにいないだろうか── 「どうしたの? そんなため息ついて」
絶妙のタイミングでそんな声が聞こえた。
まず、あなたは驚いた。 整った容貌が夕焼けで赤く染まっている様は、まさに「絵に描いたような」美しさだった。 「何か悩みでもあるの? もしそうなら、相談してごらんなさい。三月三日委員会は、そんなあなたのために存在する組織なんだからね」 七条さんはそう言って、晴れやかな笑顔を見せてくれた。 さて、あなたはどうするだろうか……? 1.なんでもありません、と答える 2.実は……と、思い切って相談してみる ※選択肢の〆切は7/24(月) 0:00です。 |